Pythonを使って絵を描こう!2

このコードは、Pythonのturtleモジュールを使って、亀の形をしたカーソルが特定の形を描くプログラムです。以下に、コードの各部分を小学生でもわかるように説明します。

コードの説明

import turtle

t = turtle.Turtle()

t.shape('turtle')

for i in range(100):

    t.forward(100)

    t.left(160)

turtle.Screen().exitonclick()

1:モジュールのインポート

import turtle

  • turtleという特別なツールを使う準備をします。このツールを使うと、画面に絵を描いたり、動かしたりできます。

2:タートルオブジェクトの作成

t = turtle.Turtle()

  • tという名前のタートル(亀の形をしたカーソル)を作ります。このタートルを使って、いろんな動きをさせます。

3:タートルの形を設定

t.shape('turtle')

  • この行で、タートルの形を「亀」に設定します。画面には亀の形のカーソルが表示されます。

4:描画の繰り返し

for i in range(100):

  • forという命令は、何かを繰り返すためのものです。ここでは、100回同じ動きを繰り返します。

5:タートルの動き

t.forward(100) t.left(160)

  • t.forward(100)は、タートルが100ピクセル(画面上の距離)前に進むことを意味します。これで線が引かれます。
  • t.left(160)は、タートルが左に160度回転することを意味します。これにより、タートルの向きが変わります。

6:ウィンドウをクリックで閉じる

turtle.Screen().exitonclick()

  • この行は、タートルが描いた絵を見せているウィンドウをクリックすることで閉じられるようにします。

動作結果

このプログラムを実行すると、タートルが前に進んでから左に回り続け、100回の繰り返しによって、きれいな星のような模様が描かれます。ウィンドウをクリックするとプログラムが終了します。

楽しみ方

  • ループの回数や進む距離、回る角度を変えてみると、違った模様が描けます。
  • 色を変えたり、形を変えたりすることもできます。

プログラミングを楽しんで学びながら、自分だけのタートルの動きを作ってみてください!